会計監査人の交代!2023年8月は7社!監査報酬の値上げ理由は4社!

監査②

【はじめに(当事務所のご紹介】

当事務所は、非上場の法定監査・任意監査を専門に行う公認会計士事務所であり、上場会社の監査のご依頼は受けておりません。

当事務所の会計監査対応地域は東京を含む原則全国対応ですが、主には、大阪府(主として大阪市を含む北部大阪)、神戸市を含む主として兵庫県南部、京都市を含む京都市周辺地域のご依頼を優先いたします。

一方、当事務所のブログは上場会社の最新の公認会計士等の異動など、監査・税務に関する環境変化については積極的に情報を発信する方針であり、今回は、2023年8月の上場会社の公認会計士等の異動についてその理由を含め詳細にご紹介します。

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【8月の会計監査人の交代一覧】

(退任監査人)     (就任監査人)    (上場会社)

①  東光監査法人      監査法人八雲     ケイプ

②  新日本監査法人     監査法人トーマツ   穴吹興産

③  ひびき監査法人     仰星監査法人     ニイタカ

④  あずさ監査法人     新日本監査法人    データホライゾン

⑤  あずさ監査法人     仰星監査法人     Keeper技研

⑥  監査法人A&A      かがやき監査法人   AIメカテック

⑦  應和監査法人      かなで監査法人    リファインバースG

※監査法人名の有限責任の有無は記載省略

上記のうち監査報酬の値上げが理由と個人的に判断した交代は、①、⑤、⑥、⑦の4社です。

①、⑥、⑦など大手監査法人から中小監査法人ではなく、中小監査法人から中小監査法人への交代でも監査報酬の値上げを理由にして交代している現状が浮かび上がってきます。

監査報酬の値上げは大手だけではなく中小へも広がっているのでしょう。

また、③のひびき監査法人が金融庁から行政処分が行われてから、少なくとも13社の上場会社がひびき監査法人から他の監査法人へ変更を決めています。

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【おわりに】

前年の8月の会計監査人の交代は14社でした。今年は公認会計士等の交代が少し落ち着いてきているようです。

なぜでしょう?

交代理由で一番多いのは当社の事業規模に見合った監査費用の相当性、すなわち監査報酬の値上げを理由とするものです。

前年までは、大手監査法人が監査報酬を値上げして、中小監査法人がより安く監査報酬を提示し、交代する事例が多数でした。

しかし、監査業界全体の人手不足により、中小監査法人でも安い監査報酬で監査を受ける監査法人が減少したためであり、逆に、中小監査法人でも監査報酬を値上げするようになったことが原因だと思われます。

日本の上場会社の監査報酬は欧米に比べて安いと言われて長く経ちますが、今後は欧米に近づくように監査報酬が高くなることは間違いないでしょう。

参照ブログ)監査報酬は安くても満足度の高い会計監査をご提供(非上場の法定監査等)

以上

横田公認会計士事務所は、非上場の会社法監査、医療法人の会計監査、学校法人の会計監査、労働組合の会計監査など上場会社を除く法定監査・任意監査に特化した監査事務所です。

上場会社を監査している監査法人等と比較し、費用面を抑えて実質的な監査を行うことを基本方針にしています。効率性の高い柔軟な会計監査を行うことが可能です。

必見ブログ)→公認会計士等による会計監査は横田公認会計士事務所による「柔軟な会計監査」をご提案!

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