政府「のれんの会計処理や総会前開示等の検討等」閣議決定

目次
はじめに(当事務所のご紹介と今回のブログの概要)
はじめに(当事務所のご紹介と今回のブログ)
当事務所は、非上場の法定監査・任意監査を専門に行う公認会計士事務所であり、上場会社の監査のご依頼は受けておりません。
当事務所の会計監査対応地域は東京を含む原則全国対応ですが、効率性の観点から、大阪府(主として大阪市を含む北部大阪)、神戸市を含む主として兵庫県南部、京都市を含む京都市周辺地域のご依頼を優先しています。
他方で、当事務所のブログは上場会社の最新の公認会計士等の異動など、監査・税務に関する環境変化については積極的に情報を発信する方針であり、今回は、政府が6月13日、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025改訂版」を閣議決定し、のれんの会計処理のあり方などについて検討事項としたことについてご紹介します。
会社法監査やその他法定監査・任意監査のご依頼はまだ受け付けておりますので、問い合わせフォームよりお申し込みください。
決算期(特に3月決算)によってはここ数年の公認会計士不足の影響を当事務所も受けており、人的資源に限りがあるためお断りする場合があることをご了承ください。

横田公認会計士事務所ニュース
検討された会計・開示関連の主な項目
・のれんの会計処理のあり方の検討
・東証のグロース市場のあり方の検討
・有報における人的資本開示の充実の検討
・女性の活躍推進
・有報の株主総会前の開示の検討
・サステナビリティ情報の開示・保証の検討
横田公認会計士事務所ブログ
のれんの会計処理について検討された事項
スタートアップに係るM&Aを促進する観点から、我が国の会計基準におけるのれんの会計処理の在り方に関し、短期的な措置として、のれん償却費の計上区分を現状の営業費用から営業外費用へと変更すること、また、中期的な措置として、のれんを非償却とすること等について、様々な手法を視野に入れつつ、企業会計基準設定主体における議論において、こうした提案を行っているスタートアップ関係者の問題意識が十分くみ取られ、適切な議論が行われるよう、検討プロセスも含め、フォローする。
横田公認会計士事務所ブログ(会社法の監査実施状況調査について)

東証グロース市場のあり方
東京証券取引所(東証)の「グロース市場」については、東証は、上場企業が機関投資家の投資対象となり得る規模へと早期に成長することを促すべく、上場維持基準を現行の「上場10年経過後から、時価総額40億円以上」から「上場5年経過後から、時価総額100億円以上」へと早期に見直すとした。
女性の活躍推進
我が国の男女間賃金差異は長期的に縮小傾向にあるが、国際的に見れば依然として差異が大きい。男女間賃金差異の情報公表の義務対象を常用労働者数が101人以上300人以下の中小企業にも拡大する改正女性活躍推進法がこの6月に成立したことを踏まえ、新たに開示義務の対象となる中小企業に対して法改正の周知を行うとともに、常用労働者数が100人以下の企業も含めて、支援を行う。あわせて、男女間賃金差異の要因分析の結果について「説明欄」に記載することを促し、賃金差異の是正につなげていく。としている。

有報の株主総会前の開示の検討
全上場企業に対する「株主総会前の適切な情報提供に係る要請」を踏まえ、その促進・実態把握をするとともに、有価証券報告書の株主総会前の開示に向けた環境整備に向け制度横断的な検討を進めるとしている。


横田公認会計士事務所ブログ
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